MojoのGETパラメータの件を最新バージョンで再ベンチ
前回の続き。
perlcodesamleさんがパフォーマンス改善のパッチを送っていただいたようですので、最新版で再度ベンチマークを取り直してみました。
ベンチマークスクリプト
ベンチマークスクリプトは基本的に前回と同じ。
さらに、$self->req->params を一度保持する方法として
「welcome_tohash2」サブルーチンを追加しました。*1
ベンチマークまとめ
前回と同じバージョンでも、何故か全体的にパフォーマンスが上がっていたので
再度取り直しました。
Mojolicious-0.999926
- | パラメータありなし | Requests per second(avg) |
---|---|---|
welcome(default) | × | 145 |
welcome(default) | ○ | 120 |
welcome_tohash | ○ | 105 |
welcome_tohash2 | ○ | 103 |
welcome_param | ○ | 58 |
比率は前回とほぼ同じですね。
こちらが最新版のベンチ。
考察
最新版では全体的に性能向上が行われています。
やはり、直接$self->paramを利用すると少しばかり劣化していますが、
一度ハッシュに入れてしまえばパラメータの数に引っ張られることはなさそうです。
sfjiwaraさんの$self->req->paramsを使う方法であれば
コードの変更も微々たるものなので、この方法がおススメ。